入門案内

光華院流剣術

平時において、武士道を学ぶ意味はないかも知れない。しかし、日本の美しい伝統を誰かが正しく伝承していかなければならない。そこに大きな意味がある。

真の武道家とは、武士道は死を覚悟する事なり、士道は死後に恥ずかしくない生き方をする事なり、と言うように武道家たるものは、身を正し正義を重んじ、礼儀に始まり礼儀に終わることが大切である。

武道の技を覚えても現代社会にさほど利用価値はないが、礼儀は大きな力となってあなたを助けてくれる。礼儀のないものに大いなる豊かさは訪れない。光華院流は真剣を使用した真の剣術を通じて、現代社会に欠けてきた必要最低限の礼法を学ぶものである。

まずは仁義智信礼について覚えておこう。

仁とは上下の秩序、礼儀にもとづく思いやり、いつくしみをいう。道場で考えるなら上に立つものが下の者の将来や技の上達を常に心掛けて指導する礼節と考えるのが分かりやすい。

義とは下の者が上の者に対して行儀作法に従って進退する礼法を言う。

智とは賢いこと、物事を理解し是非・善悪を弁別する事をいう。

信とは言をたがえない事、思い込み疑わない事を言う。(信教には強い関連)。

礼とは社会の秩序を保つための最も重要な道徳観念を言う。

善悪の判断も出来ない馬鹿者(智)は信用できない者(信)で道徳観念(礼)に欠けている。この智信礼を無くし仁義に生きるものをやくざといった。最近ではやくざも一流の大学を出た賢い者が増えているが、今の時代に智信礼どころか仁も失い、下の者の義だけを求める馬鹿な武道家が多い。私達武道家は正しく現代社会の模範になるように努めなければならない、我が門弟はその事を入門前から覚悟される事を申しおきます。

 

士 魂 鍛 錬  武士としての志を持って日々の鍛錬を行えという意味

門弟法度

光華院流を学ぶ者は次の事を厳守しなければならない。

当流派は道場稽古であり教室や同好会にあらず、従って師範・指導者の判断によって門弟としてふさわしくない者は破門する。

稽古については安全を何よりも考えて行う事。保険等に加入し事故や怪我に自らで備えなければならない。万一事故がおきた場合は自己責任で処理し、一門及び師範指導者に迷惑をかけてはならない。

使用する剣は真剣もしくは居合刀を使用しなければならない。ただし、師範・指導者の許可を得た場合はその限りではない。

刀の取り扱いには稽古中は勿論、稽古場への行き帰りにおいても十分気をつけなければならない。

剣術は何よりも礼節を重んじており、稽古場だけではなく日常においても武士(もののふ)としての心構えを忘れてはならない。

技法は先人が駆使してあみだしたものである。無断で道場の稽古を撮影をしたり資料等を部外者に見せてはならない。

未熟な技が当流派の技量と思われる事を防ぐ為に、師範・指導者の許可なく他流派の道場で試合や演武を行ってはならない。

稽古中においては、自分の思いと違っていても師範・指導者の指示に従う事、そこに何らかの意味があると考える事。

稽古は古(いにしえ)の技を学ぶものであるために、現代にそぐわない言動もあり、軽度なパワハラ・セクハラはあると考え、不本意なものは入門しない事。

認可費用は各段位によって異なり受験費用は必要はない。受験は技量に達したときにいつでも試験可能であるが同門への配慮を欠いてはならない。

上の事を誓約できる者のみを門弟とし破りし時は破門となる。

 

稽古及び受験方法 

 

宗家稽古は  半日¥55,000円(3時間)1110,000円(6時間)

その他、必要な経費・交通費・宿泊費(必要な場合)は別途とする。

 

稽古依頼する場合は下記の事項に注意する事。正しく確認できない場合は稽古できません。

1.稽古場は、参加者人数に対して安全かつ十分な広さがある事

2.真剣登録書を持参する事(稽古前に確認)居合刀は模造刀(小太刀を除く)でないかどうかを確認。

 

 認定条件と稽古姿勢

光華院流は、剣術・居合道・抜刀術について個々に認定を行う。

剣術は総合術であり、形に沿って自由な組太刀ができる真の剣道である。居合術・抜刀術はその技の一部にすぎない。

また、 剣術は武士道である以上、現代の居合道のように一本差しであってはならない。必ず二本差し、下げ緒は結んで稽古も行う。そもそも今の連盟の居合は間違いが多い、一本差しで下げ緒を伸ばし帯に挟むのは、昔のやくざか相撲取りであり武士のしぐさではない、居合道の中で立居合いうのも変である。居合とは座ってた戦う事を言う。立って戦うことを立合いという。静かで剣をできるだけ見せないのが居合抜刀術である。

 

試験受験資格

認可を受ける段位にふさわしい人格と礼儀をわきまえている事、特に初段受験者について、道場内外での礼儀作法はできているかが問われる。

上記が基本で評価の7割を占める。

 

昇段審査内容 初段

 

抜刀術

複数の半畳巻きが斬れ斬りどまりなく、先々の進歩の兆しが見える事。

居合道

抜刀納刀において鎬が握られており静音且つ刃筋が通っている。

 剣術

居合術・抜刀術個々が受験段位技量に達し、基本形の意味を理解し刀を的確に使うことができる。

 

 認定料は  居合道・抜刀術¥10,000円  剣術¥25,000円(剣術認定者は居合道・抜刀術も同時に認定されたものとする。)

 

ここからが守破離の「守」師や流派の教えを忠実に守り、それからはずれることのないように精進して身につけるという意味である。

 

二段(切り紙)

 抜刀術

初段の技量をすでに超えており、斬りどまりなく複数の一畳巻きが斬れる。

居合道

初段の技量をすでに超えている。刃筋が通り形に優美さがあると共に、抜刀納刀が早く静音である。

剣術

初段の技量をすでに超えており、基本形の意味を理解し組太刀に使用でき二の太刀の用意、残心もできている。

 

認定料は  居合道・抜刀術¥20,000円  剣術¥55,000円(剣術認定者は居合道・抜刀術も同時に認定されたものとする。)